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【ドイツから届いた】レッスン室にスタインウェイB型が入りました
【スタインウェイが、空を飛んで、やってきた!】
こんにちは、ピアニストの山崎綾子です。
3月半ばに、フランクフルトの自宅を出発した、私のスタインウェイB211。
無事に、昨日、搬入されました!(拍手)
象牙のピアノは、ワシントン条約で輸出禁止!スタインウェイを日本に持ち込むための手続き
この、でっかいピアノ、まずドイツの環境庁的なところに申請(夫が)するのが、ものすごく大変(夫が)でした。
象牙を使っているので、思いっきりワシントン条約に引っかかる楽器だったためです。
申請には、ハンブルクのスタインウェイ本社に問い合わせて、証明書を出してもらい、ちゃんとどの象の象牙なのか、象の種類まで申請しないといけなかったそうです(しかも学術名だったらしい)。
CITESの申請作業を全てやってくれた夫よ、ありがとう。
(あとは、日通さんが他の申請作業をやってくださったので、助かりました)
ドイツから、航空便で、グランドピアノを運ぶ
そしてドイツからの搬出日、あいにくの天気だったのですが、(ドイツ品質にしては)良い業者さんで、手早くスムーズに運び出してくれました。
それにしても搬出の時はいつも寂しいです。
いってらっしゃーい、無事に会おうね〜と送り出したピアノ…
普通は船便で送るピアノですが、そんなことをやってると何ヶ月かかるか分からないので、莫大な輸送費はかかりますが、一気に運んでしまうことにしました。
そう、航空便です!
このでっかいピアノに合わせた木箱を組んでもらい(そこは見てないけど。見てみたかった!)、一気に飛行機で!
こんな重たいピアノが、飛行機で空に浮いちゃうなんて、いまだに信じられません。
(そもそも飛行機を信用してないw 毎回乗ってるけどw)
私の生徒さんも、飛行機でピアノ運ぶって言ったらびっくりしてました。そりゃそうだよね!
搬出から2週間後ほどして、日通さんから、成田に着きましたよ、という連絡を頂いて・・・
まずはホッとしました。飛行機、落ちなかったねと。笑
そして問題の税関…
1週間くらい待ちました…
無事に通関!!
本当に安心しました。
下手したら鍵盤の象牙を、生爪を剥ぐがごとく剥がされて没収されますから(日通さん曰く、そんなことはないらしいんですけどね)。
そして、スタインウェイのプロ、奥泉運送さんによって、本日無事に搬入されたというわけです。
おぉ、憧れのスタインウェイトラックが我が家の前に…と、ちょっと感動。
そして、1ヶ月ぶりのスタインウェイ、目立った狂いもなく、変わらぬ温かい音を出してくれました。
ようこそ日本へ!長旅、ご苦労様!
1966年製の、ドイツのダンディーなおじさまピアノ。
なるべく湿度管理がんばりますんで、よろしくお願いします(挨拶大事)
ヤマハのA1も、逆サイドに。
実は、ヤマハの場所が、調律の際に鍵盤を引き出せない状態になっています💦
ドアの開閉スペースの都合上、どうしても鍵盤側スペースが狭くなっています。
調律の際は、ドア側に移動させます。
弾く分にはほぼ問題なしです。
9畳の部屋に、2台置き。
めちゃくちゃ狭くなるかと思っていたけど、案外大丈夫そうです。
さぁ、これでまた一つ、私の夢が叶いました。
でも、また次に進みますよ。
とりあえず、対面レッスン、スタインウェイ弾けます!
ぜひ、いらしてくださいね。