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モーツァルト「魔笛」あの有名なメロディ、本物を聞いたことある?
「まほうのふえ」、ピアノで弾く前に、オペラの原曲を聞いてほしい!
こんにちは、山崎綾子です。
今年のピティナコンペの課題曲(A1級)に、モーツァルトの「まほうのふえ」が出ています。
とても有名なメロディですね。
こちら、元は、モーツァルトのオペラ「魔笛」の中の1曲です。
で、実は、この曲の場面には、「魔法の笛」は、出てきません!
このメロディは、「グロッケンシュピール」=鈴の音で、演奏されるんです!
でも、なかなかそれを、聞くことは難しいかも。
生のオペラは、まず演奏機会が少ないですし、運よく演奏会があっても、もし本当のオペラだったらかなりのチケット価格・・・
今の時代、お手軽なのは、YouTubeでしょうが、検索しても「夜の女王のアリア」や「パパゲーノのアリア」は出てきやすいですが、この場面は意外に出てきません。
というわけで、まとめました!「魔笛」の「あのメロディ」動画集です!
オペラ切り抜き動画①まずは王道の演出から
オペラは、曲は全く同じ(モーツァルトが作曲した、そのままです)なのですが、演出によって、全く変わります。
まずは、オーソドックスな演出と思われるものをまとめました。(オペラについて、詳しいわけではないので、深いことはわかりません)
古い映像ですが、そして舞台作品ではなく、映像作品ですが、もっともオーソドックスな演出や小道具かなと思うのがこちら。
基本的に、緑のヒラヒラ青年が鳥刺し(鳥を捕まえる人)「パパゲーノ」、女性が「パミーナ」です。
この場面だけ見ると、なんかカップルっぽいですが、この2人はカップルにはなりません。タミーノという王子がこのパミーナを探していますが、先にパパゲーノがパミーナを見つけちゃった。ややこしい。
パミーナは、奴隷モノスタトス(とその仲間。奴隷なので黒人)に追われているんですが、この鈴の音を聞いて、奴隷たちが心が浄化されて、退散していった、という場面です。
そこんとこのあらすじは、この下の動画でも、全て共通です。
こちらも、オーソドックス。こちらは、映像作品ではなく、本当のオペラですね。
先ほどのとこちらは、ドイツのオケ・オペラのようです。黒人の描写が、わかりやすい。
テンポは速め。
こちらも、オペラ。そう、本物のオペラって、舞台が、これくらい広いんですよね〜。
鉄砲から花が咲くところや、客席から笑いが沸くところなど、なかなか和やかな雰囲気。
相当、奴隷がコミカルに描かれています。楽しそう。
鈴は、こういうオルゴール型でやることも、多いです。
オペラ切り抜き動画②現代版演出!
ここから、現代版です。
こちらは、「魔笛」を映画にしちゃったバージョン。
奴隷じゃなくて、軍隊っぽい人に追われていることになっています。
今風ですな〜。いや、それでもずいぶん古い映像ですが。まだ20年も経ってないんだけどな〜。
最後は、最近の作品として、アメリカのメトロポリタンオペラを。
スタイリッシュですね〜。まさに現代版!
この現代版演出の2本、どういうストーリーにしているのか、気になります。
だって、鳥刺しパパゲーノが、スーツになっちゃってるんだから。とりあえず鳥は捕まえてないよね?笑
本物のモーツァルトの音楽、たくさん聴こう!
いかがでしたか?
いろんな演出がありましたが、音楽はみんな一緒でしたよね。
これだけ聞けば、もうイメージはつきましたね?
「本物」を聞くって、大事です。
そして、できれば、生の演奏会やオペラに、足を運びましょう!