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オンラインピアノレッスンで、コンクール指導が可能なんですか?
こんにちは、山崎綾子です。
オンラインレッスンは、生の音のレッスンには、かなわないですよね。
コンクールでは、音質が大事らしいですし。
コンクール指導をするにあたって、そのあたりはどうお考えですか?
もちろん、コンクールにおいて、音質は大事です。
でも、その他にも大事なことは、たくさんあります。
それを、オンラインでは、十分に指導できます!
オンラインピアノレッスンでの音質の指導は、生のレッスンに、完全にはかなわない。でも…
ピアノのコンクールでは、「音の質」が重要です。
特にピティナのコンペでは、「難しい曲をミスなく弾けるか」ではなく、「いかに良い音で弾くことができるか」に重点が置かれているように思います。
やせた音ではなく、たっぷりした音。艶やかな音。鮮やかな音。透明感のある音。ピントの合った音。研ぎ澄まされた弱音など・・・
そこを、オンラインレッスンでどこまでカバーできるのか、というご質問ですね。
先に答えを言ってしまうと、オンラインレッスンでも、音質の指導は、私の場合なら、9割可能です。
9割、と書いたのは、あとの1割は、やはりリアルのレッスンに軍配が上がるというところです。
それでも、オンラインでも、その子が良い音を出しているかどうかは、私はほとんど聞き取ることができます。
あと、ペダリングは、オンラインだとかなり聞き取るのが難しいのはあります。
でも、動画添削なら、そこも8割は、良し悪しを判断することができます。
というわけで、山崎綾子ピアノ教室での、オンラインレッスンにおける音質の指導は、生のレッスンに比べて、85%の精度といったところでしょうか。(あくまでも私の主観です!)
じゃあ、やっぱり、オンラインレッスンは、生のレッスンにはかないませんね。
音質だけに関したら、そうですが・・・
でも、音質の前の段階で、課題があったり、つまづいてはいませんか。
譜読みとか、テクニックとか、お家での練習内容とか・・・
ピアノの「音質」の前に、こんなことを教えられていますか?
繰り返しになりますが、ピアノのコンクールにおいて、音の質は、本当に重要です。
でも、私のところに移ってこられる全国の生徒さんは、ほとんどが「音質」以前の問題を抱えています。
もし、この記事を読んでいるあなたが、保護者の方でしたら、「音質」以外にも以下のポイントを、あなたのピアノの先生が指導できているか、思い返してみても良いと思います。
①譜読み、正しくできていますか
譜読みというと、五線譜の音符が正しく読めるかというイメージですが、これまで出会った生徒さんの多くが「リズム」を理解していないケースでした。
リズム、音符より先に、大事ですよー。
ここを理解できていなかったら、何度でもやったほうが良いです。
音符も、子どもによっては、なかなかスラスラ読めない子もいるので、忘れたらその都度戻って、何度でも定着を図るべきと考えます。
②指使いは、正しくできていますか
まずは、指番号通りに弾くという習慣が、ついているでしょうか。
つい、音さえ正しければ、指はなんでもいいや、になってしまいがちですが、
・毎回、違う指使いで、弾いている
・自分が、どの指で弾いているか、意識できていない
・そもそも、指番号の意味も怪しい(!)
では、曲が完成しかけた頃に、急に崩れることがあります。
③楽曲の解説、構成、作曲家の知識は理解できていますか
どんな曲でも、弾く前に知っておくべきことは、山のようにあります。
・作曲家の生まれた国、時代背景、その時代の楽器、気候
・その曲のタイトルの意味
・(例えば)インベンションとは何か、ソナチネとは何か。どんな構成になっているか
これらを理解せずに、ただ、音だけ、指だけ、動かしていても、全然ダメです。
あなたのピアノの先生は、時間をかけて、この説明ができているでしょうか。
④テクニックの練習はできていますか
音質の前に、音の粒を揃えたり、同じ速さで弾けるようにしたり、やることは色々あります。
リズム練習を、全然やったことがないという生徒さんもいました。
メトロノームを、使ったことがないという生徒さんも、いました。
拍感、拍子感、テンポ感、それぞれ意味が違って、練習方法も違います。
音質の前に、身につけておきたいものばかりです。
⑤お家での練習の仕方で、困りごとや悩み事はありませんか
私からすると、本当にびっくりなのですが、「うまくできていないから、お母さん、お家で見てあげてください」というピアノの先生は、とても多いようです。
お母さんは先生ではないのに・・・丸投げされてしまう!
そう、ここで、「先生じゃないのに、先生っぽいことを我が子にしてしまうお母さん」の爆誕です。涙
それでうまくいくご家庭は、それでも良いんですよ!
でも、大抵は、お家での練習のさせ方で、困り果ててるお母さんが多いです。
だって、お母さんは先生じゃないのに、「本物の先生」ができなかったことを押し付けられちゃ、そりゃ困りますよ!
それで、よくあるのが
・間違った方法で教えちゃう
・YouTubeの、ピアノレッスン動画を見て、見よう見まねで教えちゃう
です。(ほとんどのケースで、害になります)
子どもが、上手に弾けない、または練習に集中できない、というのは、本当に奥の深い、難しい問題です。
その辺りを、うやむやにせず、丁寧に向き合う・・・、そんなことも、あなたのピアノの先生は、できているでしょうか。
オンラインピアノレッスンでも、こんなにたくさんのことが教えられる!
いかがでしたでしょうか。
音質以外にも、こんなにたくさん、教えるべき・教えられるべきことがあります。
そして、これらは、生の、対面レッスンではなくても、オンラインレッスンで、十分に指導ができます。
山崎綾子ピアノ教室では、今挙げた事柄を、可能な限り、オンラインで、丁寧に指導しています。
たった一曲のレッスンでも、やることは膨大にあるからこそ、タイムパフォーマンスの良いオンラインレッスンがおすすめです。
生徒さんと、ご家族のご要望に、できる限り細やかにお応えしている山崎綾子ピアノ教室のレッスンは、おかげさまで好評をいただいております。