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ピアノを始めるなら10年は続けましょう。その覚悟を持って、どうぞ。

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ピアノを習っている間に、「危機」はいろいろ起こります

こんにちは、ピアニストの山崎綾子です。

何でも同じかもしれませんが、「ちょっと習ったくらいで出来るようになる」ものはありません。

ピアノは、最低でも、10年は続けましょう、とよく言われます。

幼稚園で始めたら、中3までが、だいたい10年です。

その間に、転換期(ピアノをやめる危機)が色々あります。

・小学校に入学して、忙しくなった
・親の言うことを、聞かなくなった
・練習を、なかなかしなくなった
・他の習い事もあって、練習時間が足りない(または、金銭的に厳しい)
・勉強が、忙しくなった(塾に通うことになった)
・部活が、始まった

どの年齢でも、色々ありますね。

あなたのご家庭だけではありません。

みなさん、同じです。

そこで、無理だと諦めてしまうのか?

それとも、一踏ん張りして、続けていくのか?

ピアノをやめたいのは、本当にお子さんの意志ですか?

ピアノをやめるという方は、多くの場合、その決断を、「親御さんが」なさっています。

ここに毎回、私は違和感があります。

お子さん本人は、本当にやめたいと、思っていますか?

親御さんが、勝手に、無理だ・やめよう、と決め(つけ)ては、いませんか?

ちなみに、やめてしまった子どもは、大人になってから後悔することが多いです。
(たくさんそういう話を聞いています)

子どもが、自分の意思で、やめるのなら、良いと思うんですが。

例えば、辞める理由・・・
今まで私が聞いてきた理由は、以下のようなものです。

ピアノをやめたい理由①:勉強で、忙しくなった。

誰でも、学年が上がれば、忙しくなります。

勉強に限らず、習い事が多くて、忙しいという方も多いですね。

でも、練習時間、一日15分、なんとか取れませんか?

スマホやタブレットをいじっている時間は、15分どころではないですよね。

オンラインレッスンなら、移動時間=0ですから、ピアノのための無駄な時間はかかりません。

時間は「作るもの」ですから、「一日の中の、この時間で、ピアノをやる!」と時間を決めれば、継続していくことは可能です。

そして、勉強ができる子ほど、ピアノとの両立がしっかりできています。

私の生徒さんで、受験生だった子も、直前までピアノのオンラインレッスンを続け、見事、最難関校へ合格していきました。

ピアノは、勉強の、良い気分転換になりますし、生活にメリハリがつきます。

ピアノをやめたい理由②:親の言うことを聞かない、練習しない

練習習慣は、初めが肝心です。

ピアノを始めたその日から、毎日練習することを、親子で約束してください。

毎日、練習する。

歯磨きのように、当たり前にできるようになるまで、毎日、同じ時間に弾き続けることで、ピアノを「習慣化」させます。

習慣化してしまえば、反抗期だろうと何だろうと、多少は弾きます。

「習慣化に失敗した」「親では、もうどうにもできない」という方は、私の出番です。

どんどん外注してください。

喜んで、お付き合いします。

ピアノをやめたい理由③:上手くならない。やる気があるのか、わからない。結果が出ない。才能、ないんじゃないか。

なかなか、上手くならない。

やる気があるのか、わからない。

コンクールで、結果が出ない。

才能、ないんじゃないか。

一生懸命なご家庭ほど、このようなご相談をされるケースが多いです。

これに関しては、私自身の話をしたいと思います。

高3の時の私

↑高3の時の私

私は、ずっと身体が弱くて、運動神経もなく(これは今も)、しかも、極度のあがり症でした。

自分の身体のコントロールも、気持ちのコントロールも、難しい子どもでした。(今、思えば、HSCだったのかも?)

・幼稚園は、1年間で63日も欠席
・全校集会では立っていると貧血、必ず座る(吐いたことも何度も)
・乗り物酔いも酷すぎて、毎回吐く
・体育は大の苦手で、恥ずかしい思いを毎回する
・ピアノの発表会では、緊張し過ぎて必ずミス、止まってしまう。

辛うじて、勉強だけは学年で一番でしたし、ピアノも伴奏であれば音楽の流れに乗って弾けるのでノーミスで最後まで弾き切れるということで、小2からずっと、学校内で何かしらの伴奏のお仕事をいただいていました。

音楽の授業、全校集会の校歌伴奏、合唱部の伴奏など…

でも、それ以外は、本当に不器用な子どもでした。

先生があんなに一生懸命レッスンしてくれたのに、発表会でまた止まってしまった。

コンクールで今年も、予選落ちだった。

先生に申し訳なくて、いつ「破門」にされても、おかしくないと思いました。

でも、先生はそんなことを、一言もおっしゃいませんでした。

そして、私の両親も、私が何度コンクールに落ちても、「上手くなれないのなら、もうやめたら」とは一言も言いませんでした。

そのおかげで、下手ながらも、ずっとピアノを続けてこられました。

私に、ピアノの才能なんて、ありません。

ただ、ピアノが好きで、続けたかっただけです。

でも、実は、ピアノが好きと言いながら、小学生までは、一日15分しか練習してなかったような気もします(汗)
今、考えれば、そりゃ予選落ちするよ!と思います。
(そして、きっと、先生や親も、そう思ってたに違いない!今の今まで、それに気づかなかったけど!)
でも、当時は、長い練習をできないくらい、とにかく体力もない子でした…

当時の私に、やる気は、あったのか?

もしかしたら、はたから見たら、あまりやる気があるようには、見えなかったかもしれません。

(上記のように)何時間も練習する子では決してなかったから・・・。

でも、自分からピアノをやめたいと思ったことは全くもって一度もなかったし、あまり練習してなくても、私にとってピアノはやってて当たり前のものでした。

「やる気がないなら、やめれば?」と、当時の私、言われなくて良かったね。

お子さんが、やる気がないように見えても、実は当の本人はピアノを楽しんでいるのかもしれませんよ。

ピアノの先生や両親が、私の成長を待っていてくれたことに、本当に感謝しています

今では、やっと、それなりにピアノが弾けるようになったと思います。

身体のコントロールも、心のコントロールも、ようやくできるようになってきました。(体力も、つきました!)

ここまで33年。

かかりましたね。

でも、自分では、本当に続けてきて良かったと思います。

だって、続けてきたからこそ、今、思い通りのピアノが弾けて、生徒さんに教えることもできている。

ピアノが弾けて、楽しくて、幸せな人生です。

何より、周りの人、先生や、両親が、私の成長を待っていてくれたことに、本当に本当に、感謝なのです。

ピアノを始めるなら、最初に覚悟してほしいこと

ピアノを始めたいならば、最初に、これだけの「覚悟」はしてください。

ピアノは、10年続けて、ようやく弾けるようになるものだ、ということ。

だから、数年やったくらいで、結果が出ないからウチの子には才能がない、なんて悲しいことを、どうか言わないでください。

まだ、全然、始めたばっかりですよ。これからですよ。

そして、教える私は、あなたのお子さんのことを、「10年計画で考えて」います。

10年続けたら、一生、ピアノが楽しめますよ。

ピアノが弾けるようになりたければ、細く長く、下手でも結果が出なくても、続けてください。

お子さんが、自分から「やめたい」と言わない限りは、どうぞ続けさせてあげてください。

お子さんのピアノレッスンにお悩みでしたら、全国どこからでもすぐに受講できる「山崎綾子のオンラインレッスン」をお試しください。

基礎からしっかり指導しながら、上手になりたい!を叶えます。

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