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楽譜が読めません!その時、ピアノの先生の頭の中は?〜オーダーメイド型レッスン
こんにちは、山崎綾子です。
山崎綾子ピアノ教室では、初めてのレッスン(体験レッスン)の前に、アンケートにお答えいただき、その生徒さんの現状を、ある程度知った上で、レッスンさせていただいております。
今日は、ある保護者さんとのやりとりを、私の心の声付きでご紹介します。
つまりは、私の脳内を、大暴露です。笑
「楽譜が読めない、一人でピアノの練習ができない」というお悩み
ある日の、とある保護者さんとの、初回レッスンでの会話です。
今、ブルクミュラーを弾いていますが、楽譜を読むのが遅くて、一通り弾けるようになるまで、とても時間がかかるんです。
これまでコンクールや発表会ばかりで、基礎的なものをほとんどやってこれませんでした。
音符は、先生の音を耳コピで覚えたり、ふりがなを振ったりしていました。
来年は、ピティナのB級に出たいと思っているので、心配です。
(耳コピと、ふりがなは、ヨクナイ)
そうなのですね。
今、ブルクミュラーを弾いているなら、来年のB級に、間に合わなくはないと思いますが、楽譜が読めているかどうかは、また別問題ですよね。
じゃ、◯ちゃん、まずは弾いてもらって良いですか?
はい!
(ブルクミュラーを弾いてくれる)
おぉ〜、がんばって弾いてくれているけど、
確かに、楽譜が読めていないね…。
・鍵盤の場所が、違う
・音をミスしても、なんだか気づいていない感じ
・リズムがわかっていない
(4分音符・8分音符・16分音符の違いがない)
縦も合っていないので、メトロノームを使ったことも、あまりないのかもしれない…
家では、私が横について、ミスを指摘しているのですが。
最近は、ケンカになることも多くて。(ため息)
子どもは、自分の力でできた方が、絶対に達成感がありますからね。
いつまでもママに頼っているわけにはいきませんし。
(お母さんも大変ですからね)
譜読みを、一人でできるように、練習していくことは、とっても大事です。
◯ちゃんは、「今よりずっと易しいレベルのテキスト」で、「一人で楽譜を読んで、弾けるようにする訓練」をした方が、良さそうです。
基本的なリズムや、音符を読む練習、メトロノームに合わせる練習を、バーナムの導入書でしていくのは、いかがでしょう?
それでお願いします!
ピアノが上手になりたいので、練習、がんばります!
うん、その気持ちがあれば、大丈夫!
この1冊で、一人で楽譜が読めるようになるよう、しっかり集中して進めていきましょう!
楽譜を読むのが速くなれば、その分、曲の深いところまでレッスンできるからね。
バーナムで、基礎をがっつり固めていくよ〜!がんばろ〜!
一人一人の状態を見極めて、最適なピアノの練習方法を提案します
このような感じで、山崎綾子ピアノ教室のレッスンでは、その生徒さんのピアノ、これまでのレッスン歴とその中身(どのようなテキストを、どのように進めてきたか)、家での困りごとをヒアリングしながら、これからの方向性を決めていきます。
「基礎クラス」でも、同じように、オーダーメイド型レッスンをしていきます。