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憧れの曲や、課題曲を弾けるようになるためには、基礎の力が必要です。

突然ですが、お子さんが弾けるようになりたい曲って、ありますか?

うちの子は、ショパンの「小犬のワルツ」が弾きたいみたいです!

お〜、憧れの曲ですね。
いつか弾けるようになったら、いいですよね!

そこにたどり着けるように、基本を固めていきましょうね。

うちは、今のところ憧れの曲というのはないのですが、とにかくコンクールが好きで。

年がら年中、課題曲ばかりやっています。

課題曲だけでも、ずっと練習していれば、上手になりますか?

コンクールは、もちろん上達のきっかけになりますので、良いのですが…

一年間、ずっと課題曲ばかりというのは、問題かもしれません。

「難しい曲だけ、または課題曲だけを、長い間、練習しています。練習曲は、ほとんどやってきていません。」
という話は、結構よく聞きます。

確かに、コンクール期間中は、練習曲をやっている時間が、なかったりしますよね。

だからこそ、一年中、コンクールばかり出ていると、本当に基本のテキストをやる機会がないなんてことも……。

基本のテキストは、ピアノの土台作りに、絶対に必要ですよ〜!

例えば、バッハのイタリア協奏曲が弾きたいとします。

それを弾くためには、インベンションや、ソナチネの経験が必要です。

そして、そのインベンションや、ソナチネの前には、プレインベンションや、ブルクミュラー。

さらに、プレインベンションやブルクミュラーの前には、各種教本の経験が、やっぱり必要です。


高校の数学を解くのには、中学の数学が解けるのが前提で、中学の数学を解くためには、小学校の算数を完全にマスターしていることが必要なのと、全く同じ話です。

やはり、基礎の教本・曲集をやってこそ、その段階での学ぶべきことをしっかり身につけることができて、その先の難しい曲につなげていけるのです。

コンクールの課題曲だけでは、土台が育ちにくいです。

山崎綾子ピアノ教室のレッスンでは、生徒さんの「どこまでやっているのか」「どこからやっていないのか」をお尋ねして、最適な段階から、テクニックの基礎固めを行っていきます。

テクニックとは、単に指を速く動かせるようになることだけではなく、「時代様式に沿った奏法」、「楽譜の読み解き方」などを含みます。

易しい曲で、「テクニック」を学ぶことで、難しい曲になった時にも、応用が利かせられるようになります。

山崎綾子ピアノ教室では、バーナム、ハノン、チェルニー、プレインベンションなどの基本のテキストを重点的にレッスンするクラスを新設予定です。どうぞお知らせをお待ちください!

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